2024年5月21日
感情のバランスを崩すことでユーザーはファンになる!
人は感動に弱い生き物!
人って実は感動にものすごく弱いものです。実はこれをビジネスに生かすだけで大きく売上を左右する事例があります。これはホームページからモノを売るという行為に関わらず商売人である以上、忘れてはならないことなのです。お客さんに感動を与える事で、会社やお店のファンになってくれる。どういうことでしょうか?ファンというのは実に響きの良い言葉で、ファン=常連さんという式が成り立つのです。常連さんは売上に貢献してくださる重要なポジションにあり、どんな商売でも常連さんがなければビジネスは成り立ちません。
感動させるっていうのはズバリ”恋愛”と同じ。プレゼントを渡すなら、突然渡す方が感動してもらえるはずで、特に貰う予定のない人から貰った時ほど感動します。嬉しいけど特に感動しない場合は次のような場合ではないでしょうか・・・。
「明日、誕生日やったね。欲しがっていた○○を買ったから明日18時に駅前に来てくれる」
欲しいものだから貰ったら嬉しいです。しかし、そこには大きな”感動”はないと思いませんか?
仮に欲しいものがジュエリーBOXだったと聞かされていた場合。感動させるのでしたら、BOXの1つに指輪をそっといれて渡します。感動してくれると思いませんか?それが演出であり、相手を感動させるという行為でしょう。お客様に対しても同じで、”感動”と言うものを与える為には、演出と不意打ち、そしてタイミングが重要です。恋愛ではできるのに、ビジネスではできないはずがないと思いませんか?
私がバリ雑貨のネットショップを運営していた時は、初めてお買い物してくださったお客様に商品受取後~7日をメドにバリ島のポストカードに手書したサンキューレターに相当するものを送っています。正直、楽ではありません。字も綺麗だとはいえませんし、大変な作業です。しかし、感動してくれるお客様がおられます。わざわざポストカードが届きましたとメールまで頂くのです。そこには必ず”感動しました”という文字が書かれています。
これはポストカードの写真に感動しているのでしょうか?
少なくともそうではないと思います。このような行為を行ってくれるネット上のお店が当時あまりなかったからです。美容院など実店舗などでは初めて行ったお店からハガキなどが届いたりしますが、慣れっこになってしまったのでは意味がなくなります。ハガキが届く、写真が綺麗ではなく、その不意打ちの行為に驚愕させることが大切なのです。
気になる女性と初めて遊びに行った帰り、帰宅したら男性はどういう行動を取るでしょうか?
殆どの人が連絡して、次回の約束をするのではないでしょうか?その約束は来週であったり、近い未来を設定しているはずです。
「今日は楽しかったね。ありがとう。来週また会える?」
ありがとうとお礼を言わなかったり、3ヵ月後に又会おう・・って言ったり、この前は楽しかった・・って1ヵ月後に連絡する人は基本的にいませんね。そんなことをしたら”何?どうしたの?”って話になります。サンキューレターが届くのはせいぜい1週間以内というのはこれが理由です。お店のことを忘れてもらわない為であり、好印象付けする為なのです。このタイミングを忘れてはいけません。
◎ポイント◎
・1つの感動がお店を忘れさせない行為でもある。
・いかにお客様を感動させることができるのかを工夫する。
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